フクロウも鳥ですから飛んでいる姿を見ることは、ペットとして飼育しているうえでの醍醐味だったりします。自身に向かって飛んで来てくれるなら、その喜びもさらに増します。ウチでは皆でそれを味わっていますが、家族の時には距離を短くして呼び寄せる程度のフライトにしています。
フクロウや鷹などの猛禽類のフライトを屋外でおこなう場合は、環境が不統一で飛行距離も長くなるので、体重管理をおこないながらフライトを楽しむのが一般的だと思います。しかし、ウチの場合は狭い屋内のみですし、敢えて体重を落としたりしていません。それどころか、体重を量るのは数ヶ月に一度くらいとずぼらな飼育をしているので、かなりダメダメな飼育者だと思います。
ウチで飼育しているのは小型フクロウのスピックスコノハズクですが、ずぼらな飼育者にもかかわらずなぜ飛んで来てくれるのか。我々にも明確には分かりません。しかし、築いた信頼関係をはじめタイミングや習慣などが影響しているように思います。また、熟練者のお話ですとグローブを見て飛んでくるようですので、同じグローブを使い続けているのも要因だと思います。
ペットとしてのフクロウとの関わり方や飼育方法は人それぞれでしょうが、信頼関係を築くことが出来た喜びを感じる。そのひとつがフクロウとのフライトかもしれません。
※何れの画像も iPhone で撮影した動画からの切り出しなので、ブレて見づらいのが心苦しいです。動画をご覧になりたい方はこちらにまとめておりますので、よろしければご覧ください。