小型フクロウのスピックスコノハズクは、他の鳥と比べると身体の割りに翼が長いように感じます。両翼を開くのは羽ばたくときしかありませんが、これをケージに入れて飼うとなるとかなりのサイズが必要だろうなと思います。計測したことがないのでハッキリと分かりませんが、うちの子は片翼だけで 40 cm くらいはありそうです。
両翼開いて 80 cm あるとして、その 2 倍のケージが必要ならば、畳でいうと二畳分。3 倍必要なら四畳分のサイズが必要になるのでしょうか。我が家のような狭いマンションですと、スピックスコノハズクのような小型フクロウといえどもケージでの飼育は困難です。
生き物をペットとして飼う際に、飼い主が思った以上にケージサイズは必要で、思った以上に動くものです。また、鳥は人に慣れていないとバタつくのも事実ですので、ケージの中であっても暴れてしまいます。
ケージで飼育をおこないバタつかせた結果、羽がボロボロになるフクロウたちを見てきました。そうなる前に、どうしたら良いのかをよく観察し考えてあげることが、飼育者・フクロウ双方にとってのシアワセに繋がるんじゃないかなと思います。
フクロウに限らず生き物の飼育方法は人それぞれですが、ご自身に見合った飼育方法が見つかれば良いなと思い、稚拙ながら綴っています。
※ウチでは止まり木で飼育しており、その様子を動画に収めてこちらにまとめています。よろしければご覧ください。